禁煙してお金の大切さを改めて実感しました

私はかつてタバコを吸っていました。


それもかなりのヘビースモーカーで、1日に2箱から3箱くらいは吸っていたのではないかと思います。
もう禁煙して2年になります。

禁煙のきっかけは、母の入院でした。


生死の境を彷徨う様な原因不明の高熱にうなされた為、大きな病院の個室に入れられて、入院当初は私が3日間泊まり込みました。


病院内は勿論禁煙で、それでも中にはタバコを吸う患者さんが居て、私も夜中にちょっとだけ…と思って母の元を離れたのです。


そしたらタバコを吸う場所で別の患者さんに話しかけられて珈琲をご馳走になり、私から失礼しますと退席しずらい空気になってしまい、かれこれ40分くらい母の元を離れてしまいました。

 

すると念のためと持っていた携帯がけたたましく鳴って、「看護師です、お母さん血だらけなので直ぐ戻って下さい」と言われました。


私が目を離した時間に目を覚ました母が、熱にうなされながらも点滴を引きちぎって、自力でトイレに行こうとしていたのでした。

 

その時、私は己がとても情けなくなり、「これはタバコを吸っている場合じゃない」と禁煙に踏み切ったわけです。

私が禁煙に使用したのは、ニコレットです。
96個入って安くて5千円代から、高いと7千円を越えます。
クレジットカードで支払っていて、計算すると、何と私、ニコレット代に60万円も使ってたんです。

呆然としました。

今はリボ払いにして返済中です。
順調に返済しています。

そしてニコレットも止めました。


タバコを止めても、心理的にニコチンに依存していたんだと思います。
完全な依存体質です。

幸い、前述しました母も、高熱は納まり、全身性エリテマトーデスという病気である事が判明しましたが命に別条は無く、現在は息災にしております。

 

あの時の情けなさを思い返せば、二度とタバコを吸おうとは思いませんし、禁煙につぎ込んだお金を思えば、これから頑張って節約して、いつかそう遠くない未来に両親と海外旅行に行こうと思っています。

禁煙と節約、頑張ります。